残したいものpart.1

おはようございます。匿名希望Hです。

先日三重地域夏季水泳競技大会に出場しました!

男子400mメドレーリレーでインカレ標準を突破することが出来ました!今回惜しくも静岡大学内で個人での標準突破はなりませんでしたが、出場した人たちにとってはいい刺激になったと思います!まだ夏は終わりませんから、どんどん盛り上げていきましょう‼️

 

さて、今回のブログは後輩に残していきたいものpart1ということで書いていきたいと思います。

 

◾︎インカレスイマーとの差

静岡大学水泳部には個人で唯一のインカレ標準突破者の中原氏が所属しております。匿名希望Hは独占インタビューをすることに成功致しました。

彼によれば、「おそらく1つ1つの練習における経験値の蓄積量がみんなより多い」との事です。

これはどういうことか、、、考えてみると、

例えば25mのUWの練習があったとして、一般的なスイマーでは「膝が曲がりすぎないようにしよう」「胸から下を大きく動かしてキックしよう」などコーチから言われたことや大まかな自分の課題を中心に練習を行っていくと思います。そしてそれを25mの中で行い、身につけられるようにただ繰り返すことでしょう。

しかし、インカレスイマーは違います。同じようなことを考えていたとしても、25m1本の中で膝がどれくらい曲がっているかを確認し、自分の泳ぎの中でどの角度で曲げたりうねりを作っていけば良い推進力を得られるか。それだけじゃなくて足首の角度、腹圧の入れ方、力の入れるタイミングなどを1蹴り1蹴りもしくは2蹴り3蹴り事に考え、”修正”し、25mが終わる頃には何種類ものキックを試した状態になっています。そうなれば、1種類しかやらずにいる一般的なスイマーと比べて経験値の差が何倍にも何十倍にも変わってくると思います。こういう事を言っているのではないかと解釈しました。それなら確かにインカレ標準を突破したのも納得がいきますね‼️

さらに筆者としては”修正”という点にこだわると良いかなと思いました。ただ色々な状態を試して1番いいものをピックアップするというのもひとつの手です。しかし、全ての状態(手の向き、身体の使い方、足の動かし方など)の組み合わせを練習で試せるかと言えばそうではないと思います。そのため時間が無いスイマーにとっては取捨選択が大事ですから、自分の今の動きの中でどの動きがいい動きなのかもしくは一朝一夕で直すことが出来ないのかを確認して、その動きを残したまま他の悪い動きを修正する。全部悪い動きが直ったのにタイムの伸びが悪くなったら根幹となる部分の修正を検討するでもいいかなと思います。何が言いたいかと言えばただ言われたことや言語にして考えていることでも泳いでいる時の感覚と照らし合わせて今の自分にあった動きに修正することをしないと急激な変化は現れないよということです。

 

長くなりましたが、速い人の考えはいつでも無視できないものです。1度自分の練習中に考えてる内容の深さについて考えてみればいかがでしょうか。今回のブログは終わりです。ありがとうございました。